今ではもう、“ペット=家族“というイメージが定着していますよね。そのくらいペットというのは身近な存在になっていて、街でも犬の散歩をしている人をよく見かけます。では、ペットブリーダーという言葉を聞いたことはありますか?あるサイトによると、ブリーダーとは、“犬を中心とするペットの交配や出産、繁殖を手掛け、流通させる仕事“と、定義されています。そう、あなたがよくペットショップで見かける血統書つきの可愛いワンちゃんや子猫ちゃんたちはこの“ブリーダー”さんたちが手掛けたことによって誕生しているのです。もし、将来ペットショップで働きたい!可愛いペットを誕生させたい!と思うのであれば、ぜひ“犬・猫ペットブリーダー”の資格を取得することをおススメします。この記事では、ペットブリーダーの試験内容や資格の取り方、そしてこの資格の評判などをまとめてご紹介していきたいと思います。
目次
犬・猫ペットブリーダーになるために必要な知識とは?
当たり前ですが、家庭の犬や猫の繁殖について、ペットの健康管理(お手入れ方法、ワクチンの接種、狂犬病の防止)など、犬・猫ペットブリーダーとしての基礎的な知識が要求されます。また、ビジネス面での知識も要求されます。例えば、ブリーダーとして事業を展開するために必要な費用(犬や猫の仕入れ、広告費など)や、設備の設計、ペットショップとの取引方法、個人顧客との直接の取引方法、流行犬種の繁殖、オークションサイトの仕組みなどです。ペットが好きだから…という趣味で受験するというよりは、将来ブリーダー開業をしたい人向けの資格と言えます。
犬・猫ペットブリーダーになるには?
犬・猫ペットブリーダーになるためには、指定された民間団体で資格認定を受けなければなりません。その中の一つに、日本生活保障支援協会(JLESA)という団体が資格認定を行っているので、概要を説明していきたいと思います。
・試験の頻度 2カ月に1回
・試験日 偶数月の20日から25日
(5日間の中から1日選ぶことができます)
・受験料 10000円(消費税込み)
・合格ライン 70%
・受験方法 在宅受験
と、上記のようになっています。在宅での受験になるので、試験会場にわざわざ出向いたりする必要が無く、忙しい方でも安心して受験することができます。合格基準は70%以上の評価です。そこまでハードルは高くないので、しっかり事前に準備すれば十分に手が届く範囲だと言えるでしょう。
犬・猫ペットブリーダーの口コミや評判は?
ここでは一部をご紹介したいと思います。
「将来は、ペットに関わるお仕事がしたいと漠然と思っていたのですが、ペットブリーダーの資格を取得してみて、ブリーダーの仕事って面白そうだな、と興味が湧きました。もちろん、ビジネス面ではまだまだ不安なことは多いですが、これからもっと勉強して開業に向けて頑張っていこうと思います。」
「小さい頃からペットブリーダーのお仕事に興味があり、資格を取得しました。仕事が忙しく勉強する時間をあまり確保できなかったこともあり一回目の試験は落ちてしまったのですが、2カ月に1回試験があるのでまたすぐに申し込み、無事合格することができました。もし半年に1回という頻度であれば、受験するモチベーションが下がっていたと思います。笑」
「勉強してきた自分を信じて何とか合格することができましたが、試験内容は範囲が幅広く、思っていた以上に難しかったです。」
など、試験内容に関するコメントや、ブリーダーとして開業する人のコメントまで様々な意見が寄せられました。
まとめ
トリマーやドッグセラピストなどペットに関する資格はたくさんあるのでどれを受験するかは自分次第ですが、学ぶ知識や試験内容はかなり異なるので自分の将来の目標や用途に合った資格を選択するようにしましょう。