
日本人といえば和食ですが、最近では洋食を食べている日のほうが多い人も増えてきており、洋食はすっかり日本人の食生活に馴染んでいますよね。日本人の舌に合わせた洋食レストランもその数を増やしており、洋食は現代のわたしたちには欠かせないものとなっています。この記事では、洋食エキスパーの役割、どのように資格を取るのかを資格取得者からの口コミも含めてご紹介していきたいと思います。
洋食エキスパートとは?
洋食エキスパートは、食事中のマナーや洋食を作る際に使う道具など洋食の基礎的な知識を持つ人に与えられる資格です。そして、洋食というと西洋の料理のイメージが強いかと思いますが、洋食エキスパートは日本の洋食の歴史の知識も入れておかなければなりません。知識だけでなく、実践的な調理法などもマスターできるので、資格取得後は自分でお店を持ったり、料理関係の仕事で即戦力となって働くことができます。
洋食エキスパートの役割とは?
洋食は確実に日本人の食生活の一部になりつつありますが、特に若い世代の人たちは洋食のルール、例えば食事中のマナーが分からずに戸惑ってしまう人は少なくありません。洋食エキスパートはそういった人たちのサポートをするいわゆる洋食のスペシャリストなのです。洋食エキスパートの資格を持つ人は洋食の本質を知り、それを人に伝えたり普段の生活に取り入れたりすることで、人々の食生活を豊かにできるのです。もちろん、洋食エキスパートの資格は普段の食生活にも役立つので、自分のためにもなり他人のためにもなるまさに一石二鳥の資格といえます。
洋食エキスパートになるには?
洋食エキスパートになるためには、事前に洋食の基本をマスターし、資格認定を受ける必要があります。日本安全食料料理協会(JSFCA)という団体が資格認定を行っており、試験の概要は以下のとおりです。
・試験日 2カ月に1回
・試験期間 5日間
・受験方法 在宅受験
・受験料 10000円(消費税込み)
・合格基準 70%
在宅受験が可能なことと試験期間も5日間と余裕があるので、仕事や家事で忙しい方でも安心して受験することができます。さらに、試験の頻度も2カ月に1度なので、今回どうしても都合がつかなくても、次回受験することが可能なことも大きなメリットですね!
試験内容は、
・日本の洋食の歴史
・調味料や食品について
・包丁、フライパン、鍋など洋食で使う道具の使い方
・焼く、揚げる、煮込むなどの調理法
・洋食のマナー
など、洋食の基本的なことから実践的なことまで幅広い範囲になります。覚えることが多くて大変そうに見えますが、これらの知識はすべて毎日の食生活にも活かすことができるので楽しみながら勉強することができます。
洋食エキスパートの口コミや評判は?
「料理が趣味なので、何か料理関係の資格がほしいと思って受験しました。就活でも、洋食エキスパートの資格を持っていたことで面接官に色々質問され、おかげさまで印象に残ったと思っています。」
「単純に、家庭料理のレパートリーが広がりました。基本をしっかりと学ぶのですぐに応用して活かすことができ、毎日の献立に悩むことがなくなりました。食卓に並ぶ料理の品数も増えたような気がします。」
「将来自分のお店を持ちたいと思い、資格として認定されている洋食エキスパートを受験しました。普段は仕事で忙しく、なかなかまとまった時間が取れませんでしたが、自分のペースでしっかりと基礎を学ぶことができました。2カ月に1度試験があることも私にとっては大きかったです。」
このように、“単に料理が好き!”という趣味の一環として受験している方から、“将来お店を開きたい”“レストランで働きたい”など、食に関わる仕事をしたい本格派まで、様々な意見がありました。資格として認められていると色んな面で役立つようですね。もし少しでも洋食に興味がある、何か資格がほしい、という方はぜひ洋食エキスパートの資格を取ってみてはいかがでしょうか?