和食の定番である醤油や味噌、納豆などの発酵食品。どのくらいの頻度で食べていますか?おそらくほとんどの日本人は、毎日味噌汁を飲んだり醤油を使った料理など食べているかと思います。普段何気なく食べているかもしれませんが、これらの発酵食品から得られる健康効果や美容効果はとても高く、最近では海外からも注目が集まっています。さて、そんな発酵食品ですが、発酵食品に関する資格として有機美容発酵食品マイスターという資格があることをご存知でしょうか?この記事では、有機美容発酵食品マイスターとは何なのか資格の取り方や評判なども含めてご紹介していきたいと思います。
目次
有機美容発酵食品マイスターとは?
有機美容発酵食品マイスターとは、先ほども少し挙げた、醤油や味噌、納豆、加えてキムチやチーズ、ヨーグルトなどの発酵食品に関する知識を豊富に持ち合わせている人に与えられる資格です。発酵と腐敗の違いや、発酵過程での菌の働きなどについて把握しておく必要があり、さらに、それぞれの発酵食品を継続的に摂ることによって、どんな健康効果や美容効果が得られるのかに関しての知識も要求されます。一見すると少し覚えることが多くて大変そうですが、日ごろの食事にも直結することなので覚えていて損はない資格です。資格を取得したあとは、飲食関係の仕事はもちろんのこと、他にも健康や美容、食育に関する仕事に就くときに有利に働くこともあります。そして、普段の食生活の中に発酵食品をバランスよく取り入れることができるようになるのも大きなメリットですね!
有機美容発酵食品マイスターの資格を取るには?
有機美容発酵食品マイスターの資格は民間資格となります。そのため、指定された団体で資格認定を受ける必要があります。その中の一つに、日本安全食料料理協会(JSFCA)という団体が資格認定を行っているので、ここではJSFCAの試験の概要をご紹介したいと思います。
JSFCAの試験に受験資格は特にないので、興味があれば誰でも受験することができます。試験の頻度は2カ月に1回です。(2月・4月・6月・8月・10月・12月)試験日は、上記の月の20日~25日の中から都合のいい1日を選ぶ形式になっており、普段忙しくてなかなか予定を合わせられない方でも安心して受験することができます。受験料は消費税込みで10000円。試験は在宅での受験となります。そして気になる合格ラインは7割です。そこまで難易度は高くないので、
しっかり対策して臨めば十分手が届く資格だと言えます。
有機美容発酵食品マイスターの口コミや評判は?
資格取得者から様々な意見が寄せられていますが、ここでは一部をご紹介したいと思います。
「テレビなどの影響で発酵食品に興味を持ちこの資格を取得しました。もちろん資格取得のために勉強していたけれど普段の食事にすぐ活かすことができ、楽しみながら学ぶことができました。」
「もともと納豆や醤油などの発酵食品が大好きだったので、この資格があると知って“どうせなら極めてやろう”という気持ちで受験しました。発酵の過程や菌の働きなど、あまり知らなかったことにも触れることができ、発酵食品への理解が深まった気がします。」
「食育に関わる仕事をしているので、仕事の合間のスキマ時間を見つけて有機美容発酵食品マイスターの勉強をしました。知れば知るほど発酵食品に興味が湧くようになり、現在は副業として地元の人たちに発酵食品の魅力をレクチャーしています。」
など、仕事に活かしたい方や、健康に関心がある方が多く受験されているようです。
まとめ
文化遺産にも登録されているほど注目を集めている和食。そして和食の基本である発酵食品は私たち日本人には欠かせないものとなっていますが発酵させる工程やどんな健康効果が期待できるのかまで詳しく知っている人は少ないのが現実です。外国人にその魅力を伝えるためにも、有機美容発酵食品マイスターのような発酵食品に関する資格をとってみてもいいかもしれませんね!